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中国ミシンセンター|鳥取店 倉吉店 米子店 - ミシン修理ブログ -

中国ミシンセンターの日頃のミシンの修理を紹介いたします (^ω^)

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ブラザー ZZ3-B830(コンパルU)

 こんにちは!寒い季節になりました。ミシンの調子はいかがですか?自社サイトで「おすすめ商品(小物)」のページを追加しました。ミシン屋さん独自の便利商品を紹介しています。是非寄ってみてくださいね (^▽^)/

中国ミシンセンター(おすすめ商品)へ

 今回はブラザーZZ3-B830(コンパルU)の修理を紹介します。症状は「針が折れて縫えない。以前、目飛びをしていた。」です (o^∇^o)ノ
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 今回紹介するブラザーZZ3-B830(コンパルU)は1985年式です。文字や模様縫いが充実した当時の最高級コンピュータミシンです。上糸を掛ける時に、ランプが糸掛けの順番を教えてくれる機能や、一針縫い、自動糸通しなど便利な機能も搭載しています。ミシン右側中心の丸い4つの操作ボタンは、簡単でミシンが初めての方でも快適に使えます \(^▽^)/

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分解して掃除をします (*^-^)

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 ボビンケース(内釜)に傷が付いているのが確認できます。左の画像は針が刺さった痕、右側はボビンケースの裏側で外釜にえぐられた痕があります。これでは縫えませんね (=´▽`=)ノ

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 ブラザーBS100(EL617)の内釜に交換します。このボビンケースにはモヘア(毛)が付いているので糸抜けがとてもスムーズで糸絡みの予防にももちろん音も静かになります。
 今回ボビンケースに傷を付けた原因はここでした。右の画像はボビンケースを取り付けた画像です。内釜の回り止めの位置が元々の位置から動いていますね。ボビンケースが外釜と一緒に回ってしまったのが「針が折れる。」症状の原因です (^○^)

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 内釜の回り止めは付け根のネジを緩めると調節できます。ボビンケースの突起部分と周り止めが当たる位置に調整しましょう。上糸が抜ける場所でもありますのでボビンケース側に引っ付けすぎないようにしましょう。右の画像が調節した後の画像です (^▽^)

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 「目飛び」は調整で治りますが、調整前にタイミングベルトの張りを確認しましょう。緩い場合は、中間プーリ固定ネジを緩めてベルトの張りを、一番長い位置を指で軽く押えて5mm位になるように調節します。このベルトが緩いとミシンの上軸と下軸に遊びが出来て調整しにくいですね (^^)

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 次に「目飛びする。」の原因を説明します。針を左基線(左寄り)にして外釜の剣先と針穴が交わる時の位置を確認しましょう。普通のジグザグミシンは左基線で針穴から1mmほど上に釜の剣先が来るようにしますが、これは針棒の前後の調節、外釜の位置調節が可能なミシンの場合です。このミシン(ZZ3-B830)は調節できません。そのため針と釜の剣先の隙間は0.5mm以上あります。このような場合は左基線で釜の剣先と針が交わる時の位置を2mmに合わせれば解消できます。ここの調節次第で目飛びを防ぐことが出来ますね (^_^)

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 針と釜の剣先のタイミングは外釜の駆動ギヤを空回りさせることで調節できます。ミシン裏側から釜の駆動ギヤを確認できます。六角ネジ、3ヶ所で固定してます \(^▽^)/

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 調整後の画像です。左基線で針穴から2mmの位置になっていますね。これ以上、位置を上にすると右基線の時に目飛びするので注意しましょう =^-^=

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 最後に、はずみ車の固定ネジの緩みを発見しました。このまま使うとネジが折れたり、はずみ車が割れたりするのでしっかり締めておきましょう (^○^)

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 試縫いをして完成です。きれいに縫えていますね。年式は古いですけど、とても使いやすいミシンですね。
 では、また (^▽^)/


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  1. 2012/11/27(火) 19:26:36|
  2. brotherコンピュータミシン
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ジャノメ 5002(メモリア5002)

 こんにちは!涼しい季節になりましたね。明日、鳥取の氷ノ山を登山します。今年の8月から山登りを初めました。仕事も大事ですが自然に一歩踏み入れると気分もすっきりしますね。今まで趣味はまったくなかったのですが他のブログを見ているうちに何かしよう、やってみようと思いました。趣味っていいですね (^▽^)

 今回はJANOMEミシンMODEL5002(メモリア)の修理を紹介します。症状は「電源は入るが動かない。」です。
 電源を入れると針棒が激しく左右に振って操作ができない状態です (=^▽^=)
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 紹介するジャノメメモリア5002は1981年式です。模様33種類を内蔵している多機能コンピュータミシンです。針の振り幅、送りはステッピングモータが制御していて、均等な送り、きれいな模様縫いが特徴です。釜は水平全回転釜で直線の縫い目もとてもきれいなミシンです。今のミシンにも負けない素晴らしいミシンです (^○^)







5002_3.jpg 分解して掃除をします (^▽^)







5002_4.jpg5002_5.jpg 「電源は入るが動かない。」の原因はフォトインタラプタの不良です。針の横振りのステッピングモータの動きを制御するフォトインタラプタは赤外線を使ってステッピングモータの遮断板で光を遮る位置で停止する仕組です。
 フォトインタラプタは画像右、ネジ2本で止まっている黒い四角の部品です (^-^)




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 ミシン前面のカバーのネジを取り外します。ミシン上部2本、プーリ(はずみ車)側2本で止まっています (^^)

5002_9.jpg5002_10.jpg 配線バンドを切り取り、配線コードを抜きます。組み立ての時のために新しい配線バンドを用意しましょう (^○^)






5002_11.jpg5002_12.jpg フォトインタラプタの基板の取付ネジを1本外します。
 基板をミシン後方に傾けてフォトインタラプタの取付ネジを2本取り外しましょう。ステッピングモータを取り外すのが本当ですが、この方法が一番楽ですね (^_^)




5002_13.jpg5002_14.jpg フォトインタラプタのはんだを溶かして部品に交換しましょう。熱に弱い部品なので必ず10秒以内にはんだしましょう。
 ミシンの純正部品は、NEC製のPS4007です。生産中止部品ですのでもう手に入りません。他のメーカーで代用できると思いますが、ただ今調査中です。分かりしだい書き加えますね (^○^)



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 試縫いをして完成です。縫い目もとてもきれいですね。古いミシンですがとても使いやすいですね。
 では、また (^▽^)/



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  1. 2012/09/28(金) 18:53:28|
  2. JANOMEコンピュータミシン
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ジャノメ 7301(センサークラフト7301)

 こんにちは!ミシンの調子はいかがですか?毎日暑いですね!ここで嬉しいお知らせがあります。9月1日から㈱ジューキの企画「ジェットエアスルー体感キャンペーン」が始まります。babylockさんの糸取物語BL69WJ、BL77WJ(2本針4本糸)を考えている方はチャンスです!古いロックミシンを返送する条件1万円キャッシュバックするそうです。全国どこで購入してもいいそうです。ぼくも1台買うことにしました (^_^)

 今回はJANOMEミシンMODEL7301の修理を紹介します。症状は「動かない。上糸調子が緩く縫い目がつっぱる。」です (o^∇^o)
janome7301_1.jpg
 紹介するJANOMEセンサークラフト7301は1988年式です。ジャノメさんの当時の最高級コンピュータミシンです。文字、模様などが充実していて遊べるミシンです。水平釜、自動糸調子はもちろん、何よりも縫い目の美しさは圧巻です。今でも愛用している人も多く人気機種の一つです (^▽^)

janome7301_2.jpg 最初に分解して掃除をします。古いミシンは分解する時にプラスチックの疲労であちこち割れてしまう事がありますので注意しましょう (^-^)






janome7301_3.jpg 「動かない。」の原因はモータベルトが切れていたのが原因です。
 モータベルトは消耗品です。使用頻度の高いミシンはベルトの割れ、痩せていないか確認してみましょう =´▽`=





janome7301_4.jpgjanome7301_5.jpg モータの点検もする事にしました。最初にミシン前面の基板を外しましょう。正面3本、プーリ側から1本のネジを緩めましょう。基板を正面に浮かして裏のコネクタを外します (^▽^)





janome7301_6.jpg モータの取付ネジ2本でモータが取り外せます。モータの配線(先ほど取り外した基板につながっている配線)の位置を把握して取り外しましょう (=^▽^=)ノ






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 ブラシキャップのヒビ、モータブラシ(画像真ん中)の消耗を確認します。
 ブラシキャップが白いものは割れやすいので黒い対策品に交換しましょう。ブラシキャップが割れるとモータブラシのバネが飛び出して整流子(ロータ)とブラシの接触がなくなり動かなくなりますよ。
 モータブラシ(画像真ん中)は上が新品、下が付いていたものです。消耗して短くなっているのが確認できます。メーカによって長さ、太さ、バネが違いますので純正品を使用しましょう。 (^○^)

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 コンセントの差し込みが市販のコンセントプラグになっていたので交換します。使い方にもよるのですがミシンは抜き差しが頻繁です。特にコードリールの場合は引き出す時にも力が掛るので安全とは言い切れないですよね!
 コードリール本体と電源ユニットを取り外してコードを巻きなおすかコードリール本体を交換しましょう (^^)

janome7301_14.jpg コードリール、モータ、基板を組み立てモータベルトを取り付けます。モータの固定ネジ2本を緩めた状態でベルトの張り具合を調節します。プーリ(はずみ車)からモータまでのベルトの中心を軽く指で押えて3mm~4mmたわむようにします。ベルトの張り過ぎモータが熱をもったりベルトの寿命を短くするので注意しましょう (^_^)




janome7301_15.jpgjanome7301_16.jpg 「上糸調子が緩く縫い目がつっぱる。」の原因は上糸調子のバネのヘタリです。表はきれいに縫えるけど裏がつっぱったようになるのは上糸調子が弱い時です。最初に上糸調子が「オート」の位置にきていることを確認します。右の画像の糸調子のネジをマイナスドライバーなどで回します。奥に回せばバネが縮み糸調子は強くなります。
 逆に下糸調子をボビンケースのネジを緩めて、弱い上糸調子に合わせる方法もありますが縫い目の安定などを考えると上糸を調節した方が縫い締まりが良く均等な縫い目になりますね (^○^)

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 試縫いを完成です。縫い目もとてもきれいになりました。JANOMEさんのメモリークラフト7301は本当に縫いやすいミシンでした。
 では、また (^▽^)/



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  1. 2012/08/28(火) 13:17:40|
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