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中国ミシンセンターの日頃のミシンの修理を紹介いたします (^ω^)

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ジャガー J-001

 こんにちは!ミシンくんです!先週、鳥取県米子市に出張してきました!中国ミシンセンターの米子店があってミシンの販売、修理をしています。米子は山陰の大阪と言われていて、とっても都会です。ここに来ればほしい物は何でも揃いますよ!お勧めスポットは大王製紙です!夜見るとキレイですよ ヽ(=´▽`=)ノ

 今回の修理はジャガーのJ-001の修理です。症状は「スタートボタンを押すと高速でミシンが動く。」です。
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 ジャガーミシンです!コンパクトでかわいいですね!もちろん水平全回転釜です!年式は2002年でおよそ10年経っています。性能面ではあまり期待できないのですが、何よりもキュートですね!重さは意外とどっしりしていて約5.5kgあります。基本的な機能や模様のバリエーションは十分ですので、持ち運びを重視したコンパクトミシンの中では魅力的なミシンですね!

j001_2.jpg まずは分解して掃除をします。掃除はとても大事です。ホコリが溜まると時期によっては湿気を含んでしまってサビや電子基盤の不良の原因になります。説明書の最後の方に手入れの方法が紹介してありますので確認してみましょう。
 一概には言えませんが、今回の修理も手入れに原因があると考えられます。特によく使われる方は必ず掃除をしましょう!水平全回転釜は針板を外すと簡単に掃除ができますよ o( ´_ゝ`)ノ



j001_3.jpgj001_4.jpg 左の画像はモーターの回転の検出基盤です。モーターが動いているかどうかを光を遮断と開通を繰り返すことによって正しくモーターが動いているかを監視している部品です。生地が食い込んだ時など負荷がかかった時にミシンが止まるようになっています。
 今回の「スピードが高速でしか動かない。」事には直接関係しない部品ですが念のために交換します。このような光を利用したセンサーは急に悪くなることがありますので消耗品として交換しました。

j001_5.jpgj001_6.jpg 針棒停止位置のセンサーです。このセンサーはミシンを止めた時に針の停止位置を決めるセンサーです。モーターの遮断センサーと同じ理屈です。とても精密な部品ですのでホコリはとても嫌います。ここの部品が悪くなったら止まらなくなったり、針の停止位置がずれたりします。これも交換します!





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 今回の一番の原因はこのメインの基盤です。年式が古いためメーカーさんには在庫がないみたいですね!大体、製造が終わってから最低8年間は部品を仕入れる事が出来ます。それを過ぎると部品が品薄になってしまいますので気を付けましょう。基盤の交換は基盤自身に不良がある事もありますが、他の部品が原因で基盤が壊れたりします。センサーなどは比較的安い部品なので一緒に交換することをお勧めします (^○^)
 基盤を入れ替えて配線バンドでキレイに線をまとめます。元々の位置で配線します。線の位置を変えてしまうとカバーを組み立てる時に線を咬ませたり、他の部品に干渉して線が切れたりするので注意が必要ですね!

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 左の画像は外釜の画像です。一番右の画像は内釜をはめた所です。内釜の手前の方に黒い出っ張りが見えます。その相手に銀色の内釜の回り止めがあります。左の画像では、回り止めが変形しているのが確認できますね!真ん中の画像が修理後です。
 糸を絡ませたりすると変形してしまうことがあります。普段よりカチャカチャうるさい時はここが原因で音がなる事があります。

j001_13.jpg 今回交換した部品です!針棒停止位置センサー、モーター検出センサー、メイン基盤です。センサーは基本的に修理はできませんので交換します。基盤は物によっては修理しますがほとんどごっそり交換します (o^∇^o)ノ





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 出来ましたー!試縫いをして完成です!しっかり縫ってくれています!もともとかわいいミシンですので別れがつらいです o(;△;)o
 ミシンの修理は楽しいですよ!いろいろなミシンに出会えますからね!
 では、また ヽ( ´ー`)ノ





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  1. 2011/09/01(木) 10:25:37|
  2. JAGUAR電子ミシン
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ジャガー MODEL305(ベルベットⅡ)

 こんにちは!毎日暑いですね!ぼくはかき氷を食べ過ぎて風邪をひいていました。最近のかき氷はザラ目で体を良く冷やします。かき氷機で作ったサラサラのかき氷の方がおいしかったですよね \(^▽^)/

 ジャガーの職業用ミシンの修理依頼がありました。症状は「バックしかしない。」です。
DVC70.jpg
 約20年前のジャガーミシンです。本来、直線専用の職業用ミシンにジグザグの機能を加えた当時には珍しいミシンです。完成度が高く、部品の品質もとても良い物を使っています。もちろん薄物から厚物までキレイに縫えます。垂直全回転釜のジグザグ機能付きの職御用ミシンの中でも一番使いやすいではないかと思います。

DVC71.jpgDVC72.jpg 早速、カバーを分解して掃除をします。問題の返し縫いを写真に撮ってみました。操作部(返し縫いレバー)が始点で、送り歯が終点ですからその間の駆動を点検すると原因がわかります。





DVC73.jpgDVC74.jpg 左の画像が生地の送りのアームです。下の方に下軸にカムが確認できます。このカムが送りの前後の動きを伝えます。このミシンはアームの固定に円柱の軸を一本入れるのではなく、ネジ止めになっています。ネジの頭の形状がテーパーになっていて、締めこむと硬くて動かなくなりますし逆に緩めるとガタができます。機械の分解が慣れていない方は分解は避けた方がいいでしょう。


DVC76.jpgDVC77.jpg 左の画像は先ほど説明したアームのバネです。返し縫いレバーを押すとバネが伸びて、レバーから手を離すとバネの力で元の位置に戻ります。「バックしかしない。」はこのバネが伸びている状態で元の位置に戻らないようになっているのです。
 
 油切れでどこかが癒着しているのが今回の原因です。送り歯の台を取り外して動きが硬くないか確認します。


DVC78.jpg とうとう見つけました!アームの支点の軸の動きが硬いのを確認しました。

 





DVC79.jpgDVC80.jpg 早速、軸を抜き1000番の紙やすりでゴシゴシ磨きます。磨いた後は洗剤を着けて洗いましょう。 ミシンの軸は油が付いているため、磨いた後に鉄粉が残りやすくなっています。
 鉄粉が残るとまた動きが悪くなります。必ず洗いましょう。




DVC81.jpgDVC82.jpg 組み立てです。左の画像は(送り歯台)の固定ボルトです。右の画像から左右から固定ボルトで固定します。締めすぎは動きを悪くしますので、様子を見ながら少しずつ締めていきます。
 左右のネジの締め方で送り歯の左右の位置が決まりますので、針板を取り付けて干渉しないように調節します。

 右の画像の右下に、テーパーのアーム固定ネジが見えます。このミシンの整備で大事な事は、テーパーネジを緩めて解決しない事と、バネを切ってからバネ圧を強くしない事です。
 テーパーネジを緩めると動きは良くなるもののガタができます。小さいガタでも最終地点の送り歯のガタは大きくなりますので、返し縫いの目が小さくなったり、軸に傷が入ったりするからです。バネ圧を強くして強制的に動かす事もやはり元々の設計から崩すことになりますので、返し縫いのレバーが重くなったりしますし部品が壊れてしまうかもしれません。
 原因をしっかり追求することが何よりも大事ですね!


DVC83.jpgDVC84.jpg
 最後に試縫いをして完成です。油も注したので音も静かになりました。このミシン本当にいいです!速いし、ジグザグの糸調子の乱れも全くないです。このミシンまた復活してほしいですね!
















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  1. 2011/08/11(木) 12:56:59|
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