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中国ミシンセンター|鳥取店 倉吉店 米子店 - ミシン修理ブログ -

中国ミシンセンターの日頃のミシンの修理を紹介いたします (^ω^)

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シンガー モナミEX1791

 こんにちは!今年最後の更新になります!来年もよろしくお願いいたします (^○^)/

 今回は、シンガーミシンEX1791の修理を紹介します。症状は「針がよく折れる。速度が安定しない。縫い目が悪い。」です。
ex1791_1.jpg
 今回紹介するミシンEX1791は1988年式です。特徴は水平全回転釜でアポロ釜を使用しています。水平釜はシンガーミシンが1900年代初めに開発しました。初めてアポロ釜を使用した電子ミシンがこのモナミシリーズになります。シンガーミシンの歴史が詰まった素晴らしいミシンですね (=^▽^=)

ex1791_2.jpg 最初に分解して掃除をします o(^▽^)o







ex1791_3.jpg 「速度が安定しない。」から見ていきます。左の画像はモータです。中心あたりにバネが飛び出しているのが確認できますね!これが今回の原因でかろうじてモータのブラシが接触していたから動きが悪かったことが考えられます (-ι- )





ex1791_4.jpgex1791_5.jpgex1791_6.jpg
 モータを取り外します!初めにモータベルトのテンションピンを固定している六角ネジを緩めます。次にモータの固定ボルト(10mm)、モータベルトを外します。最後にテンションピンをマイナスドライバーで外すとモータが取り出せます。ブラシキャップが割れてバネが飛び出ているのが画像で確認できますね (^◇^)/

ex1791_7.jpgex1791_8.jpgex1791_9.jpg
 モータを分解してみるとモータブラシの相手側が片減りしていました。中古部品があったのでモータを交換します。白いブラシキャップは割れるので黒いブラシキャップに交換しましょう o(^^o)

ex1791_11.jpgex1791_10.jpg 針板の割れを確認しました。針が落ちる長穴の両サイドにヒビが入ってますね。縫っている最中に針が針板に当たって割れたものだと考えられます。完全に折れてしまったら生地が食い込んだりするのでこれも交換ですね (´▽`)





ex1791_13.jpgex1791_12.jpg 最後に「針がよく折れる。」の症状を直します。左基線の直線で針が良く折れるようです。左基線に合わせてはずみ車を回すと、釜の剣先と針が完全に当たっているのが確認できました。
 左基線の位置が左に寄り過ぎているのが原因です。真中基線でも中心から少し左にずれているのも確認できました。このミシンは左に寄るほど針と釜の剣先の隙間は狭くなっていきますので、真中基線で中心に針が降りる位置に調節すれば治りますね (^_^)

ex1791_14.jpgex1791_15.jpg 基線の位置は針棒ガイドロッドの位置を調節します。六角ネジを緩めてマイナスネジを回すと基線が動きますね ヽ(=´▽`=)ノ






ex1791_16.jpgex1791_17.jpg 調整後の針の基線です。左基線を少し右側に調節しました。真中基線も中心に針が降りているのが確認できますね。左基線での針の干渉もほとんどなくなりました (^○^)





ex1791_18.jpgex1791_19.jpg
 試縫いをして完成です!とてもきれいに縫えていますね!シンガーの電子ミシンは最高ですね!これからも永く使ってもらえればうれしいですね!
 では、また (o^∇^o)ノ



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  1. 2011/12/26(月) 15:35:01|
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シンガー fitline6280

 こんにちは!これでブログの更新が4回目を迎えました!修理の機種もまだまだ少ないので、少なすぎるのでどんどん更新していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 今回の修理の内容は「糸目がつる。」です。

DVC1.jpg 
 最初は、糸掛けに間違いがあるのだろうと思っていたのですが、ミシン目が飛び生地がつってしまい糸目が、つった様に見えたのでしょう。 
 
 ほとんどの場合「糸目がつる」のは下糸のボビンの糸掛けを間違っていることが多く、縫った生地を裏から見るとキレイだけど、表の糸がつっている時はボビンを入れ直してみましょう。


DVC2.jpgDVC3.jpg まずは分解します。ミシンの修理の基本は掃除です。掃除機と刷毛で掃除をしながら悪い不良個所を探していきます。

 左の画像は外釜で、〇の9時の位置に剣先が確認できます。外釜が2回転するごとに1回、針の糸を剣先が掬う構造になっています。



DVC11.jpgDVC14.jpg 画像の左が調整前で、右が調整後です。
 調整するときは、必ずジグザグミシンで針が一番左側に針に振った状態で調整します。剣先と針の隙間が0.02㎜~0.1㎜が標準です。

 薄物やニットなどの生地をよく縫われる方のミシンはなるべく針と釜の剣先が近いほうが、目飛びの予防になり、とても縫いやすくなります。新品のミシンでもここの調整は個体差がありますので一度確認したほうがいいでしょう。

DVC12.jpgDVC13.jpg 針と釜の剣先の調整は、このミシンの場合はヘッドの裏に、丸いキャップを取り外して六角レンチでネジを緩めます。右の画像で針を前後させる黒いネジが確認できます。手前に回すと針は釜から離れ、逆に回すと針が釜に近ずきます。

 調整ができたら最初に緩めた六角のネジを締めます。注意点はネジを締めこむ前と後では針の位置が少し変わることです。


DVC4.jpgDVc5.jpg 左の画像はモーターベルトのテンションプーリで、右の画像はタイミングベルトのテンションプーリです。常に回っている場所ですのでここまで分解したら必ず油を差しましょう。
 高い音で「キーキー」音がするのは、ここの部品の摩擦音がほとんどの原因です。



DVC8.jpgDVC7.jpg 返し縫いの軸にもできれば油を差したほうがいいでしょう。ミシンが急にバックしかしなくなるなどの症状は、ここが原因です。






DVC16.jpgDVC17.jpg カバーを組み上げて、いよいよ試し縫いです。美しい縫い目ですね!
 ミシンもキレイになって元気が伝わってきます!お客様の喜ぶ顔を見るのが待ちきれないですね(^▽^)/  





 ミシンの調整をきちんとすれば今まで縫えなかったような生地も縫えるようになります。もしお近くにミシンの専門店があれば、一度調整してもらうのも良いと思います。修理、調整の代金はまちまちで、部分的な修理をするミシン店もあれば全体的に調整してくれるミシン店もあります。
 修理や調整に完璧は存在しないと思っています。個人的な意見ですが修理や調整でもアフターサービスをしっかりしてもらえるミシン店をお勧めします。
 
 それでは、またっ(⌒∇⌒)ノ



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  1. 2011/07/25(月) 17:58:46|
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