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中国ミシンセンター|鳥取店 倉吉店 米子店 - ミシン修理ブログ -

中国ミシンセンターの日頃のミシンの修理を紹介いたします (^ω^)

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カテゴリ:JANOME電子ミシン の記事一覧

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ジャノメ 637(プレール10)

 こんにちは!ミシンの調子はいかがですか?ホームページのトラブル解決のページを更新しました。家庭用ミシン、職業用ミシン、ロックミシンをそれぞれ分けています。役に立ててもらえると嬉しいです (o^∇^o)ノ

中国ミシンセンター「トラブル解決」へ

 今回はジャノメミシン、637型(プレール10)の修理を紹介します。症状は「返し縫いができない、模様選択ダイヤルが回らない。」です。
model637_1.jpg
 このジャノメ637型は1991年式です。フットコントローラで操作する電動ミシンですが、ダイキャストのボディにジャノメ独自の針棒付近の構造、水平全回転釜など素晴らしい組み合わせです。とても静かで厚物もどんどん縫ってしまうミシンです。とても頑丈なミシンですが、このたびとうとう油が固まってあちこち動かなくなってしまったようです (^^)

model637_2.jpg 最初に分解して掃除をします。油は完全に乾ききっていますね \(^▽^)/







model637_3.jpgmodel637_4.jpg 「返し縫いができない。」返し縫いのクラッチの油切れです。ミシンの下軸に組み込まれている部品で返し縫いレバーを押えると左にスライドして返し縫い、返し縫いレバーから手を離すとバネの力で右にスライドして元の位置に戻る構造です。ここの油が切れると返し縫いをしなかったり、返し縫いしかしなくなります。
 軸とクラッチの間に油を注しましょう ('▽')




model637_5.jpgmodel637_6.jpg 油を注したら指で動きが柔らかくなるまで左右に動かします。バネの力で左から右に戻るようになれば修理完了です。
 返し縫いクラッチは車で言うとドグクラッチみたいな構造ですので、少しでも動きが悪いと返し縫いがワンテンポ遅れてしまいます。根気強く作業をしましょう (^ω^)






model637_7.jpgmodel637_8.jpg 「模様選択ダイヤルが回らない。」油切れが原因です。右の画像ははずみ車(プーリ)側からの画像です。マイナスドライバーの先付近にフックみたいな形をした部品が確認できますね。ここが完全に動かなくなっていたので油を注します (^◇^)





model637_9.jpgmodel637_10.jpg 模様選択ダイヤルを回すとカム郡に対してのクラッチの移動、送りなど一括で変更されるので、動く部分にはすべて油を注します。
 右の画像の中心にカム郡が確認できます。右側にはクラッチのスライドするレールが2本、ここにも油を注しましょう。
 一通り油を注し終わったら模様選択ダイヤルが軽く回るまでぐるぐる回しましょう (^▽^)




model637_11.jpgmodel637_12.jpg 模様選択をしても直線しか縫いない症状も確認できました。画像は針の左右の動きの支点になる場所で油が切れると動かなくなってしまいます。直接上から油を注して、右の画像の小さな穴からも油を注しましょう (^_^)





model637_13.jpgmodel637_14.jpg 針棒の支点の下側にも油を注して、最後に針棒クランクに油を注します。針棒は右の画像の中央の縦の棒で、リンクしている軸に油を注します。
 電源を切ってジグザグ模様を選択します。ジグザグの針が右に振った状態で針棒をつまんで動きが柔らかくなるまで左右に動かしましょう (^○^)




model637_16.jpgmodel637_15.jpg
 最後に試縫いをして完成です。ミシンは手入れが大事ですね!今回は手入れをせずに何年も使わなかったのが原因です。縫わなくても半年に一度は動かしてあげましょう。少しでも症状が出始めたら自分で油を注すか、ミシン店に相談してみましょう。早めに対処すると修理代も安く済みますよ!
 では、また (^▽^)/



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  1. 2012/04/04(水) 14:04:41|
  2. JANOME電子ミシン
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ジャノメ 900(プレール900)

 こんにちは!ミシンくんです!鳥取の今日の天気は雨です!雨はいいですね!涼しくって ( ´△`)

 今回はジャノメプレール900の修理を紹介させていただきます。症状は「電源は入るけど全く動かない。」です。
model900_1.jpg
 このジャノメ900は1994年式です。ジャノメミシンの基本が詰まったミシンです。オートボタンホールが特徴で、ボタンのサイズに合わせたボタンホールが一回の操作で作ることができます。電子ミシンにオートボタンホールの機能が付けば実用縫いを主に使われる方にはとても使いやすいミシンですね (^∇^)

model900_2.jpg 分解して掃除をします。
 今回の症状「電源は入るけど全く動かない。」は電気関係の故障です。はずみ車を手で回してみると回転が重たくなっていました。回転が重くなって「電源基盤のヒューズ」「モータの温度ヒューズ」が熱を持ちどちらかが切れていることが考えられます ( 'Θ')ノ




model900_3.jpgmodel900_4.jpgmodel900_5.jpg
 このミシンの基盤は画像の白いプラスチックのケースに入っています。配線を外して基盤を取り出します。ジャノメさんのミシンの配線はカプラに色がついていますので配線を間違えることがないので安心です ´¬`)ノ

model900_6.jpgmodel900_7.jpg ケースのネジを外したら基板が取り出せます。
 基板のヒューズを確認します。切れていないですね (´ェ`)






model900_8.jpgmodel900_9.jpgmodel900_10.jpg
 基板のヒューズは切れていなかったので、モータの「温度ヒューズ」が切れて動かなくなったことがわかります。
 ちょうど中古の部品があったのでモータごと交換します。モータのヒューズの交換は細かい作業ですので、丸ごと交換をお勧めします。同じ電流、電圧と同じ回転数のモータに交換しましょう。
 モータを分解して切れたヒューズに配線をまたがせて直結するのは危険ですので絶対にやめましょう (≧ヘ≦)

model900_12.jpg タイミングベルトを緩めると上軸(はずみ車から針棒クランクまでの長い軸)が硬くなっていることがわかりました!今回は油を差すと軽く動くようになりました!針棒の付近はホコリやごみが特に溜まりやすいので、たまに掃除をして油を差す事をお勧めします (^_^)





model900_13.jpgmodel900_14.jpg
 試しぬいをして完成です。縫い目も安定してキレイですね (^○^)
 ミシンは手入れが必要です。説明書に必ず油の差し方や掃除の仕方が書いてありますので確認してみましょう。 もし今回のように動きが悪かったり回転が重いと感じたら近くのミシン屋さんに相談してみましょう。早めに対処をすれば修理代も安く済みますし安心ですよ!
 では、また (^▽^)/

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  1. 2011/10/23(日) 12:00:49|
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ジャノメ 655(プレール810)

 こんにちは!ミシンくんです!昨日ジブリのコクリコ坂を映画館で見てきました!日常生活が主体になっていて世界観のない作品でしたが、過去の出来事と現在を照らし合わせながら進むストーリーは奥が深くてとても感動しました!お勧めです (o^-^o)

 ジャノメ655の修理を紹介します。症状は「縫い目が悪く目飛びする。」です (>▽<)
janome655_1.jpg
 このジャノメ655、プレール810は1996年式です。電子ミシンでオートボタンホールの機能を持っているのが特徴です。針棒は平行移動する構造で常に生地に対して垂直を保つ事ができるうえに、外釜と針の隙間も一定なのでジグザグ縫いの目飛びもほとんどありません!調節が正しくできていればとても優秀なミシンです!

janome655_2.jpg 分解して掃除をします。電子ミシンなのでとてもシンプルな作りをしてますね!







janome655_3.jpg 「縫い目が悪い。」という症状はいろいろな原因が考えられます。まずは糸掛けをする時にスムーズに糸が掛るか、上糸はスムーズに出てくるかを確認します。
 左の写真は「上糸掛け案内」で糸調子のダイヤルから天秤まで糸を案内する部品です。ここには「ピンピンバネ」があって余分な糸のたるみを取るようになっています。ここのバネが動かなくなると縫い目は安定しなくなって釜からカチャカチャ音がします。




janome655_4.jpgjanome655_5.jpgjanome655_7.jpg
 「上糸掛け案内」を取り外し分解します。このミシンはゴミが入らないようにカバーがしてありますが、逆に中にホコリが溜まりやすくなっています。ピンピンバネの動きが悪くなる原因の一つです。
 右の画像は上糸がスムーズに出てくるようにローラーが付いています。ローラーがスムーズに回っているか確認しみましょう。

janome655_8.jpg 画像の中央に白いコードリールが確認できます。コンセントの差し込みの根元の接触が悪くて、電源が入ったり入らなかったりしたので交換します。交換の時は必ずコンセントを抜いておきましょう。






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 コードリールの取り付けはネジ2カ所です。電源スイッチのユニットを外すとコードリールが出てきます。

janome655_12.jpgjanome655_13.jpgjanome655_14.jpg
 配線の付いている方をマイナスドライバーでこじ開けます。新品のコードリールの蓋を取ってコードの入った方だけを交換します。
 コードリールの配線はメーカーによってそれぞれですが、蓋以外の部品はほとんど共通部品を使っているので一番安いメーカーから取り寄せています。配線を辿って交換するよりも遥かに早い時間で交換できますね!

janome655_15.jpg 今回の「目飛びする。」という症状は釜のタイミングです。
 「釜の剣先と針の隙間調整」は左の画像の黒いネジを緩めて、金色の土台のネジ3本を緩めて動かすと調節できます。黒いネジを支点に上下に動きます。針と釜の剣先の隙間が0.02mm~0.1mmで調節します。




janome655_16.jpgjanome655_17.jpgjanome655_18.jpg
 「釜の糸をすくうタイミング」は右の画像の釜の軸受けネジ2本を緩めると左右に調節できます。針が左基線の時、針穴のうえ1mm~1.2mmに釜の剣先が来るように調節します。右の画像は針が右基線の時のタイミングです。水平釜のミシンの釜は逆時計回りですので右基線の方が当然針穴から離れますよね!調節は基本的に左基線で調節しましょう。
 釜のタイミング調節は、釜の駆動ギアのバックラッシュが変わることがありますので調節した後は釜の遊びを確認しましょう。ちなみにギアのバックラッシュは釜の遊びが1mm程度に調節しましょう (^▽^)/

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 最後に試縫いをして完成です。ミシンはタイミング調節が大事ですね!一度しっかり調節をすると本当に快適ですよ (^○^)
 では、また (⌒∇⌒)ノ


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  1. 2011/10/01(土) 11:33:18|
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ジャノメ Excel815(エクセル815)

 こんにちは!お盆が明けて少しずつ涼しくなってきましたね!自宅はエアコン付けないので、涼しくなって夜がぐっすり眠れるようになりました!えっ!エアコン付けないの?そうなんです家は「エアコン禁止」です。扇風機も弱限定なのです!速く出世しないとっ!自分の稼ぎを体で感じれるのでモチベーション維持にはとても効いていますけどね (´ε` )

 今回はジャノメ815型の修理です。症状は「全体的に点検整備してほしい。」です。
janome815_1.jpg
 約35年前の蛇の目ミシンですね!模様の数も多くて「しつけ縫い」までもできる機能的なミシンです。ジャノメさんのポータブルミシンの初期型で、当時の価格で15万円近くした高級ミシンです。釜も独自の全回転垂直釜を使用していて、当時のミシンの中ではトップクラスの縫い目だと思います。

janome815_2.jpg 分解、掃除をします。年式が古くなるとサビの発生や、樹脂関係の部品の劣化、など確認することができます。
 サビは故障の原因になるだけではなくて生地や糸を汚してしまいますので、しっかり落としましょう!






janome815_3.jpgjanome815_4.jpg モーターベルトの劣化が確認できました。ミシンのモーターベルトはゴムでできていて中に糸が数本入っています。切れる事はほとんどないですが、年数が経つとゴムの部分が硬くなって弾性がなくなってしまいます。そうなるとゴムがボロボロになって最後には滑りだして動かなくなってしまします。
 右の画像からモーターベルトが確認できます。交換するモーターベルトは長さ、幅、必ず同じものを使用します。


janome815_5.jpgjanome815_6.jpg このミシンのモーターベルトの交換は、ターミナルボックス(コントローラを差し込む所)を取り外して、「一針縫いボタン」周辺を少し分解します。
 左の画像が「ターミナルボックス」を取り外した画像です。右の画像が「一針縫いボタン」の周辺を少し分解してベルトが取り外せる隙間を空けた時の画像です。
 構造的に少し複雑なので慎重に分解しましょう!細かい部品がたくさん使われていますので無理矢理交換せずに分解して周りの部品を傷つけないようにします。作業をする前に写真で撮影する事をお勧めします!

janome815_7.jpgjanome815_8.jpg 次はモーターの点検です。電源基盤のユニットを取り外して、「モーターの取り付けブラケット」のプラスネジ2本を取るとモーターが外れます。
 右の画像でモーターのブラシキャップ(白くて丸い物)が確認できます。白いブラシキャップは割れてしまうことがあるので対策品に交換します。「急に動かなくなった。」場合はまずここを確認してみましょう!



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 ブラシキャップを外すと、バネが出てきます。バネを引き抜くとブラシが先端についています。ブラシが消耗して短くなっていないか確認します。ブラシのみの交換は、相手のルーターの消耗と異なり火花が出やすくなるので、今はモーターごと交換するようにしています。
 左の画像がブラシキャップの交換後です。対策品は黒いブラシキャップになります。

janome815_12.jpgjanome815_13.jpgjanome815_14.jpg
 最後に針板のサビ取りをします。針板のサビは生地を汚してしまうのでしっかり落としましょう!ミシン油を付けてプラスチックの板で削り取ります。鉄のワイヤーブラシで取ることもできますが、針板に傷を付けてしまって見た目が悪くなるのでお勧めできません (*´∇`*)

janome815_15.jpgjanome815_16.jpg
 出来上がりました!縫い目も安定して音も静かになりました!古いミシンのメンテナンスはどこまで整備をするかで時間のかかり方が全然違って料金も変わってきます。サビに関しては「糸の通り道」、「生地を置くベッド」、「釜」だけは必ず落としておいた方がいいですね!せっかくの作品が汚れてしまいますからね!
 サビは、掃除不足や湿気のある押し入れなど収納する場所に原因があります。掃除、注油をして直射日光に当たらない風通しのいい場所に保管しましょう。
では、また (^▽^)/

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  1. 2011/08/26(金) 12:29:05|
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