FC2ブログ

中国ミシンセンター|鳥取店 倉吉店 米子店 - ミシン修理ブログ -

中国ミシンセンターの日頃のミシンの修理を紹介いたします (^ω^)

Top Page > 2011年10月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ジャノメ 900(プレール900)

 こんにちは!ミシンくんです!鳥取の今日の天気は雨です!雨はいいですね!涼しくって ( ´△`)

 今回はジャノメプレール900の修理を紹介させていただきます。症状は「電源は入るけど全く動かない。」です。
model900_1.jpg
 このジャノメ900は1994年式です。ジャノメミシンの基本が詰まったミシンです。オートボタンホールが特徴で、ボタンのサイズに合わせたボタンホールが一回の操作で作ることができます。電子ミシンにオートボタンホールの機能が付けば実用縫いを主に使われる方にはとても使いやすいミシンですね (^∇^)

model900_2.jpg 分解して掃除をします。
 今回の症状「電源は入るけど全く動かない。」は電気関係の故障です。はずみ車を手で回してみると回転が重たくなっていました。回転が重くなって「電源基盤のヒューズ」「モータの温度ヒューズ」が熱を持ちどちらかが切れていることが考えられます ( 'Θ')ノ




model900_3.jpgmodel900_4.jpgmodel900_5.jpg
 このミシンの基盤は画像の白いプラスチックのケースに入っています。配線を外して基盤を取り出します。ジャノメさんのミシンの配線はカプラに色がついていますので配線を間違えることがないので安心です ´¬`)ノ

model900_6.jpgmodel900_7.jpg ケースのネジを外したら基板が取り出せます。
 基板のヒューズを確認します。切れていないですね (´ェ`)






model900_8.jpgmodel900_9.jpgmodel900_10.jpg
 基板のヒューズは切れていなかったので、モータの「温度ヒューズ」が切れて動かなくなったことがわかります。
 ちょうど中古の部品があったのでモータごと交換します。モータのヒューズの交換は細かい作業ですので、丸ごと交換をお勧めします。同じ電流、電圧と同じ回転数のモータに交換しましょう。
 モータを分解して切れたヒューズに配線をまたがせて直結するのは危険ですので絶対にやめましょう (≧ヘ≦)

model900_12.jpg タイミングベルトを緩めると上軸(はずみ車から針棒クランクまでの長い軸)が硬くなっていることがわかりました!今回は油を差すと軽く動くようになりました!針棒の付近はホコリやごみが特に溜まりやすいので、たまに掃除をして油を差す事をお勧めします (^_^)





model900_13.jpgmodel900_14.jpg
 試しぬいをして完成です。縫い目も安定してキレイですね (^○^)
 ミシンは手入れが必要です。説明書に必ず油の差し方や掃除の仕方が書いてありますので確認してみましょう。 もし今回のように動きが悪かったり回転が重いと感じたら近くのミシン屋さんに相談してみましょう。早めに対処をすれば修理代も安く済みますし安心ですよ!
 では、また (^▽^)/

中国ミシンセンターHPへ
スポンサーサイト
  1. 2011/10/23(日) 12:00:49|
  2. JANOME電子ミシン
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

シンガー 9790(アプリコット2)

 こんにちは!ミシンくんです!肌寒い季節になりましたね!鳥取は11月から松葉蟹の漁が始まります!この時期の一番の楽しみです ”(>ω<)

 今回紹介するミシンはシンガーのアプリコット2です。症状は「ジグザグミシンができない。自動糸切りができない。」です。
cpu9790_1.jpg
 このシンガーアプリコット2は2007年式です。特徴はコンピュータ式自動糸調子です。縫う模様によって糸を出す量を制御していますので、縫い目の乱れもなくて安定した糸調子を保つことができます。ボディもアルミダイキャストですので修理がしやすく、メンテナンスもとても簡単なミシンです \(^▽^)/

cpu9790_2.jpg 最初に分解して掃除をします。修理をする前の掃除が一番重要です。ホコリやゴミを刷毛、掃除機を使って掃除をします。






cpu9790_3.jpg 今回の症状「ジグザグミシンができない。自動糸切りができない。」スリットセンサの遮断板の割れが原因です。上軸に遮断板がネジで固定されています。遮断板が割れることによってネジが緩んで固定できなくなりタイミングがずれてしまいます。画像の遮断板は3枚の円盤で構成されていて左から「ストップセンサ」「タイミングセンサ」「スピードセンサ」です。プラスチック製で固定ネジは鉄でできていますのでネジの締めすぎには注意しましょう。
 ここの部品の交換は上軸を抜き取る必要がありますのでミシンの構造をあまり知られなかったら自分で修理されることをお勧めできません (^○^)



cpu9790_4.jpgcpu9790_5.jpg 遮断板の交換するまでの工程を紹介させていただきます!
 最初に針棒、押えをごっそり取り外します。基本的にネジ3本で固定されていますがリンクが多いので構造を忘れないように注意しましょう (・o・;)





cpu9790_6.jpgcpu9790_7.jpg 次に左の画像の「針棒位置センサ」と「自動糸調子」をユニットごと取り外します。配線を抜いてしまうと組み立てる時に大変ですので配線は抜かずにネジだけ外してユニットをよけると効率もいいですね \(^-^ )





cpu9790_8.jpgcpu9790_14.jpg 「自動糸調子」のユニットを外すと糸の繰出しギアが出てきます。六角ネジ2本で固定されていますので緩めるとフリーになります。六角ネジの痕が付いていますね!軸を抜くときに引っかかるのでヤスリで削っておきましょう ゴシゴシ!





cpu9790_9.jpg 「モーターベルト」「タイミングベルト」を外します。タイミングベルトは上軸と下軸のタイミングですので外しても合わせるのは簡単ですので安心してくださいね ヽ(^◇^*)/






cpu9790_10.jpgcpu9790_11.jpgcpu9790_12.jpg
 今回は上軸をミシンのヘッドの方から抜き取りますのではずみ車からの分解も必要になります。真ん中の画像のようにはずみ車のキャップを小さいマイナスドライバーで外します。スナップリングを外すとはずみ車が取れます。
 プーリを取って「ロールピン」「E型スナップリング」を外すと、画像の黒くて丸い部品(上軸プーリ)が外れます。上軸プーリの内側にクラッチバネがありますので無理に抜くとバネが変形してしまうので、軽く時計回りに回転させながら外します。
 「上軸タイミングギア」を六角ネジ2本、緩めて抜き取ります (‘ ∇‘ )ノ

cpu9790_13.jpgcpu9790_15.jpg 最後に遮断板の六角ネジを緩めて上軸を抜いて部品の交換です。遮断板と上軸には合印がありますので必ずマークを合わせましょう。
 遮断板を軽く締めるだけではネジがゆるんでしまうので組み立ての際は「ネジロック」などの緩み止めを使用する事をお勧めします (^▽^)/







cpu9790_16.jpgcpu9790_17.jpgcpu9790_18.jpg
 組み立ててから「下軸タイミングギア」でタイミングを合わせます。
 今回の分解は「針の基線」「針と釜の隙間」の調整が必要です。「針の基線」中基線直線縫いを模様選択して針の位置が真ん中にくるように調節します。
 「針と釜の隙間」は、まず左基線直線縫いを模様選択します。針を外釜の剣先が通過する時の隙間が、0,02mm~0,1mmに調節します (^▽^)

cpu9790_19.jpgcpu9790_20.jpg
 試縫いをして完成です。縫い目もとてもキレイですね!やっぱりコンピュータ式の自動糸調子はいいですね!
 では、また (o^∇^o)ノ 

 


中国ミシンセンターHPへ
  1. 2011/10/14(金) 09:16:37|
  2. SINGERコンピュータミシン
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ジャノメ 655(プレール810)

 こんにちは!ミシンくんです!昨日ジブリのコクリコ坂を映画館で見てきました!日常生活が主体になっていて世界観のない作品でしたが、過去の出来事と現在を照らし合わせながら進むストーリーは奥が深くてとても感動しました!お勧めです (o^-^o)

 ジャノメ655の修理を紹介します。症状は「縫い目が悪く目飛びする。」です (>▽<)
janome655_1.jpg
 このジャノメ655、プレール810は1996年式です。電子ミシンでオートボタンホールの機能を持っているのが特徴です。針棒は平行移動する構造で常に生地に対して垂直を保つ事ができるうえに、外釜と針の隙間も一定なのでジグザグ縫いの目飛びもほとんどありません!調節が正しくできていればとても優秀なミシンです!

janome655_2.jpg 分解して掃除をします。電子ミシンなのでとてもシンプルな作りをしてますね!







janome655_3.jpg 「縫い目が悪い。」という症状はいろいろな原因が考えられます。まずは糸掛けをする時にスムーズに糸が掛るか、上糸はスムーズに出てくるかを確認します。
 左の写真は「上糸掛け案内」で糸調子のダイヤルから天秤まで糸を案内する部品です。ここには「ピンピンバネ」があって余分な糸のたるみを取るようになっています。ここのバネが動かなくなると縫い目は安定しなくなって釜からカチャカチャ音がします。




janome655_4.jpgjanome655_5.jpgjanome655_7.jpg
 「上糸掛け案内」を取り外し分解します。このミシンはゴミが入らないようにカバーがしてありますが、逆に中にホコリが溜まりやすくなっています。ピンピンバネの動きが悪くなる原因の一つです。
 右の画像は上糸がスムーズに出てくるようにローラーが付いています。ローラーがスムーズに回っているか確認しみましょう。

janome655_8.jpg 画像の中央に白いコードリールが確認できます。コンセントの差し込みの根元の接触が悪くて、電源が入ったり入らなかったりしたので交換します。交換の時は必ずコンセントを抜いておきましょう。






janome655_9.jpgjanome655_10.jpgjanome655_11.jpg
 コードリールの取り付けはネジ2カ所です。電源スイッチのユニットを外すとコードリールが出てきます。

janome655_12.jpgjanome655_13.jpgjanome655_14.jpg
 配線の付いている方をマイナスドライバーでこじ開けます。新品のコードリールの蓋を取ってコードの入った方だけを交換します。
 コードリールの配線はメーカーによってそれぞれですが、蓋以外の部品はほとんど共通部品を使っているので一番安いメーカーから取り寄せています。配線を辿って交換するよりも遥かに早い時間で交換できますね!

janome655_15.jpg 今回の「目飛びする。」という症状は釜のタイミングです。
 「釜の剣先と針の隙間調整」は左の画像の黒いネジを緩めて、金色の土台のネジ3本を緩めて動かすと調節できます。黒いネジを支点に上下に動きます。針と釜の剣先の隙間が0.02mm~0.1mmで調節します。




janome655_16.jpgjanome655_17.jpgjanome655_18.jpg
 「釜の糸をすくうタイミング」は右の画像の釜の軸受けネジ2本を緩めると左右に調節できます。針が左基線の時、針穴のうえ1mm~1.2mmに釜の剣先が来るように調節します。右の画像は針が右基線の時のタイミングです。水平釜のミシンの釜は逆時計回りですので右基線の方が当然針穴から離れますよね!調節は基本的に左基線で調節しましょう。
 釜のタイミング調節は、釜の駆動ギアのバックラッシュが変わることがありますので調節した後は釜の遊びを確認しましょう。ちなみにギアのバックラッシュは釜の遊びが1mm程度に調節しましょう (^▽^)/

janome655_19.jpgjanome655_20.jpg
 最後に試縫いをして完成です。ミシンはタイミング調節が大事ですね!一度しっかり調節をすると本当に快適ですよ (^○^)
 では、また (⌒∇⌒)ノ


中国ミシンセンターHPへ
  1. 2011/10/01(土) 11:33:18|
  2. JANOME電子ミシン
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。