中国ミシンセンター|鳥取店 倉吉店 米子店 - ミシン修理ブログ -

中国ミシンセンターの日頃のミシンの修理を紹介いたします (^ω^)

Top Page > 2011年11月

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ブラザー ZZ3-B823(ソレイル)

 こんにちは!肌寒い季節になりましたね!風邪をひかないように注意しましょう \(^▽^)/

 今回はブラザーZZ3-B823の修理を紹介します。症状は「糸調子が悪くて縫い目がぐちゃぐちゃになる。スタートボタンを押しても動かない時がある。」です。
zz3-b823_1.jpg
 このZZ3-B823は1991年式のミシンです。水平全回転釜で自動糸切りの機能を持つコンピュータミシンです。模様選択もダイレクトボタンになっていてとても使いやすいミシンですね (^▽^)/

zz3-b823_2.jpg 分解して掃除をします。この時期のミシンはスイッチの接触不良などがよく見られます。「スタートスイッチ、返し縫いスイッチ」などよく使うスイッチが悪くなりやすいです \(^_^ )






zz3-b823_3.jpgzz3-b823_4.jpg 「縫い目がぐちゃぐちゃになる」から見ていきます。
 左の画像を見ると糸が絡んでいるのが確認できます。上糸の出るタイミングを管理している部品です。ここに糸が絡まると糸が緩んだままの状態で縫ってしまいます。糸が絡んだ原因は古い絹糸を使っていたからですね!綿糸や絹糸はもともと切れやすいのでポリエステルの糸を使う事をお勧めします o(^^*)



zz3-b823_5.jpgzz3-b823_6.jpgzz3-b823_7.jpg
 次に上糸調子の調節をします。糸調子のダイヤルの手前に黒いバネがあります。このバネの効き具合で上糸の糸調子が決まります。ボビンケースでも調節できますが上糸を出来る限り強くした方が縫い目の安定も良くなります。薄物を縫った時にシワにならない程度に調節します。
 六角レンチでネジを緩めると調節できます。糸調子調整ボルト(糸調子バネの右のネジ)を奥に回すとバネが締まり、手前に回すとバネが緩みます。今回は奥に1回転回して糸調子を強くしました (^○^)

zz3-b823_8.jpgzz3-b823_9.jpgzz3-b823_10.jpg
 「スタートボタンを押しても動かない時がある。」を修理します。最初に本体から操作基板を取り外します。ネジ2本とコネクタを外しましょう。
 メーカーに部品がないので分解して修理をします。左の画像のように4カ所カッターナイフで削り取ります (´▽`)/

zz3-b823_11.jpgzz3-b823_12.jpgzz3-b823_13.jpg
 スイッチの接点が黒く変色しているのが確認できますね!紙ヤスリ1000番で磨きます。真中の画像が磨いた後の画像です。磨き終わったら組み立てます。最後に4カ所接着剤などで固定します。注意点は組み上げてから接着剤で固定することです。接着剤を着けてスイッチの蓋をすると蒸発した接着剤で接点が曇ってしまうからです。
 今回は「スタートスイッチ、返し縫いスイッチ」を修理してみました (^▽^)/

zz3-b823_14.jpgzz3-b823_15.jpgzz3-b823_16.jpg
 下糸巻きのスイッチの接触不良を見つけました。スタートボタンと同じように、紙やすりで接点を磨きます。 

zz3-b823_17.jpgzz3-b823_18.jpg
 試縫いをして完成です!直線も模様もキレイに縫えていますね!今回の修理は接触不良を主に紹介させていただきました (^○^) 
 ミシンはメンテナンスが大事ですね!調子の悪い時は気軽に立ち寄れる地元のミシン屋さんに点検してもらうことをお勧めします。修理の料金はミシン屋さんによってまちまちですが、信頼できてしっかり保障してくれるお店を探してみましょう。
 では、また ヽ(=´▽`=)ノ

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  1. 2011/11/20(日) 13:20:31|
  2. brotherコンピュータミシン
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ブラザー ZZ3-B493(ピュレット30)

 こんにちは!次第に日暮れも早くなって、いよいよ秋本番の季節になってきましたね (>ω<)

 今回はブラザーミシンZZ3-B493の修理を紹介します。症状は「返し縫いができない、直線しか縫えない、糸立棒が折れている。」です。
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 今回整備するブラザーZZ3-B493(ピュレット30)は1991年式です。フットコントローラで動かす電動ミシンで模様の数は少なくてとてもシンプルなミシンです。釜は反回転垂直釜で糸調子は安定しにくいですが、昔ながらの味のある縫い目で縫うことができます。
 左の画像のように「直線真中基線」を模様選択しているのに針棒が右に寄っています。油切れが原因で模様を正しく選択できなくなっているのが分かりますね ('▽'*)






zz3-b493_3.jpg 分解して掃除をします。ミシン油は時間が経つと劣化してベトベトになって動きが悪くなります。「返し縫いができない」「模様選択ができない」の症状は油を注すことでほとんど治りますよ (^○^)






zz3-b493_4.jpg 「模様選択ができない。」から見ていきます (^▽^)/
 電子ミシンの模様選択は左の画像のようにカム(画像中央の白い部品)が模様の数だけ並んでいて模様選択ダイヤルを動かすと、模様選択の爪がスライドするようになっています。ここのレールの油が切れると模様選択ができなくなります。ミシン油を注して模様選択ダイヤルを何回か回すと症状が治りました。




zz3-b493_5.jpgzz3-b493_6.jpg 次は「返し縫いができない。」の症状を見ていきます。左の画像はミシンを上から見た物です。「送り調節器」の軸の癒着ですね!ここに油を注して治しました!
 送りタイミングカムがミシンの上部にある機種は二又ロッドの中間に「送り調節器」があります。タイミングベルトを使っていない機種はここを確認してみましょう (・ω・)




zz3-b493_7.jpg 自動糸通器が動かなくなっているのを発見しました!これもミシン油を軸に注して修理完了です (^∇^)







zz3-b493_8.jpgzz3-b493_9.jpg 最後に糸縦棒の修理を紹介します。20年前のミシンなので部品がありません!
 折れた糸縦棒をニッパーで切り取りました (^-^)






zz3-b493_11.jpgzz3-b493_12.jpg 左の画像は代用のシンガー、モナミシリーズの糸縦棒です。この糸縦棒はとても柔軟性がある上に太いので加工にはとても優れています。お勧めです ^◇^
 ドリルで穴を開けてネジ穴を作ります (^_^)





zz3-b493_10.jpgzz3-b493_13.jpgzz3-b493_14.jpg
 糸縦棒の土台に、糸縦棒の大きさの穴と反対側にネジ穴を開けます。注意点は、糸縦棒の接着面はとても狭いのでネジを締めつけると斜めになってしまうことです。糸縦棒の接着面はヤスリなどを使って水平に削りましょう!
 右の画像は新旧の部品を比べたものです (^○^)

zz3-b493_15.jpgzz3-b493_16.jpg 押えホルダーの取付部に亀裂がありますね!割れてしまうと斜めになってしまって針が当たることがありますので交換します。ネジの緩みから亀裂に至ったのが分かります。
 押えを下げるたびに力が加わる所なのでネジはしっかり締めましょう (^▽^)/




zz3-b493_17.jpgzz3-b493_18.jpg
 試縫いをして完成です!とてもキレイな縫い目ですね!模様縫いもできるようになりました!
 あまり使われていない方も多いと思いますが、模様縫いはけっこうおもしろいですよ!最近はパッチワークを部分的にミシンの模様縫いを入れている作品もあったりします。私も小物を作る時には部分的に模様縫いを使っています。生地と違った色糸を使うとアクセントになってけっこうかっこいいですよ!チャレンジしてみてくださいね!
 では、また ヽ(=´▽`=)ノ


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  1. 2011/11/03(木) 12:47:16|
  2. brother電子ミシン
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