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中国ミシンセンター|鳥取店 倉吉店 米子店 - ミシン修理ブログ -

中国ミシンセンターの日頃のミシンの修理を紹介いたします (^ω^)

Top Page > 2011年12月

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シンガー モナミEX1791

 こんにちは!今年最後の更新になります!来年もよろしくお願いいたします (^○^)/

 今回は、シンガーミシンEX1791の修理を紹介します。症状は「針がよく折れる。速度が安定しない。縫い目が悪い。」です。
ex1791_1.jpg
 今回紹介するミシンEX1791は1988年式です。特徴は水平全回転釜でアポロ釜を使用しています。水平釜はシンガーミシンが1900年代初めに開発しました。初めてアポロ釜を使用した電子ミシンがこのモナミシリーズになります。シンガーミシンの歴史が詰まった素晴らしいミシンですね (=^▽^=)

ex1791_2.jpg 最初に分解して掃除をします o(^▽^)o







ex1791_3.jpg 「速度が安定しない。」から見ていきます。左の画像はモータです。中心あたりにバネが飛び出しているのが確認できますね!これが今回の原因でかろうじてモータのブラシが接触していたから動きが悪かったことが考えられます (-ι- )





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 モータを取り外します!初めにモータベルトのテンションピンを固定している六角ネジを緩めます。次にモータの固定ボルト(10mm)、モータベルトを外します。最後にテンションピンをマイナスドライバーで外すとモータが取り出せます。ブラシキャップが割れてバネが飛び出ているのが画像で確認できますね (^◇^)/

ex1791_7.jpgex1791_8.jpgex1791_9.jpg
 モータを分解してみるとモータブラシの相手側が片減りしていました。中古部品があったのでモータを交換します。白いブラシキャップは割れるので黒いブラシキャップに交換しましょう o(^^o)

ex1791_11.jpgex1791_10.jpg 針板の割れを確認しました。針が落ちる長穴の両サイドにヒビが入ってますね。縫っている最中に針が針板に当たって割れたものだと考えられます。完全に折れてしまったら生地が食い込んだりするのでこれも交換ですね (´▽`)





ex1791_13.jpgex1791_12.jpg 最後に「針がよく折れる。」の症状を直します。左基線の直線で針が良く折れるようです。左基線に合わせてはずみ車を回すと、釜の剣先と針が完全に当たっているのが確認できました。
 左基線の位置が左に寄り過ぎているのが原因です。真中基線でも中心から少し左にずれているのも確認できました。このミシンは左に寄るほど針と釜の剣先の隙間は狭くなっていきますので、真中基線で中心に針が降りる位置に調節すれば治りますね (^_^)

ex1791_14.jpgex1791_15.jpg 基線の位置は針棒ガイドロッドの位置を調節します。六角ネジを緩めてマイナスネジを回すと基線が動きますね ヽ(=´▽`=)ノ






ex1791_16.jpgex1791_17.jpg 調整後の針の基線です。左基線を少し右側に調節しました。真中基線も中心に針が降りているのが確認できますね。左基線での針の干渉もほとんどなくなりました (^○^)





ex1791_18.jpgex1791_19.jpg
 試縫いをして完成です!とてもきれいに縫えていますね!シンガーの電子ミシンは最高ですね!これからも永く使ってもらえればうれしいですね!
 では、また (o^∇^o)ノ



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  1. 2011/12/26(月) 15:35:01|
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シンガー 7900

 こんにちは!ミシンの調子はいかがですか?年末年始はメーカーさんも休むので早めに対処しておきましょう!
 寒い時期になりましたね!鳥取は雪が積もっていますよ!風邪をひかないように気を付けましょうね!

 今回はシンガーミシン7900の修理を紹介します。症状は「エラー6の表示が出てまったく動かない。縫えていた時も糸目が悪かった。」です (゚ロ゚;)エェッ!?
cpu7900_1.jpgcpu7900_2.jpg
 このシンガー7900は1994年式です。コンピュータミシンで糸調子がコンピュータ式の自動糸調子で制御されているのが特徴です。コンピュータ式の自動糸調子は縫い目の長さや針の振り幅の設定に合わせて必要な分だけ糸が繰り出される糸調子の事です。厚物の生地から薄物まで均等な糸調子で縫うことができるとても使いやすいミシンです (‐^▽^‐)








cpu7900_3.jpg 最初に分解して掃除をします (*^▽^*)







cpu7900_6.jpgcpu7900_7.jpg 最初に「エラー6が出て動かない。」を見ていきます。電源を入れてすぐこのエラー表示がされる場合はジグザグ、つまり針の横振りの軸の油切れです。
 電源を切った状態で、軸にミシン油を注して針棒を左右に何回か動かせば治ります ('0')/




cpu7900_4.jpgcpu7900_5.jpg 次に「糸目が悪い」を見ていきます。左の画像は上糸調子の繰出しローラです。緑の糸が巻き付いていますね!糸目が悪くなる原因の一つですね!
 ここの糸の巻きつきは、縫っている最中に糸が切れして巻き付いた物です。綿糸や絹糸など強度の弱い糸を使うと糸切れすることがありますのでフジックスのシャッペスパンなどポリエルテルの糸をお勧めします。 (^O^)/



cpu7900_14.jpgcpu7900_15.jpg 針板のキズも糸目に影響しますので交換します。
 厚物に対して針が細かったり、生地を引っ張りながら縫うと針が針板に当たって折れることがあります。厚物の生地には16番の針を使う事と、生地の送りが悪い時は後ろから引っ張ることはせずに、生地に手を添えて奥に押すようにするとうまくいきますよ (^▽^)/



cpu7900_8.jpgcpu7900_9.jpg 最後に下糸ゴムの交換をします。
 下糸を巻いている時にゴトゴト音がするのは下糸巻きゴムの消耗です。
 最初に前面の基板の固定ネジ4本取って取り外します 。('-'。)





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 ミシンの裏側のキャップを取り外して、ネジを取ると下糸巻きの装置が取り出せます。組み立てる時の注意点は下糸巻きの装置の取付角度です。下糸巻きの時に糸の巻きが下寄りや上寄りになる事がありますので、上下均等に糸を巻くように角度を調節してネジを締めましょう (^_^)

cpu7900_13.jpg 画像の左側の丸い物が下糸巻きゴムです。画像では分かりにくいですがゴムが擦り減っていますね!下糸を巻く時は糸がいっぱいになるとゴムが空回りする様になっていますので早めに止めてあげましょう (^○^)





cpu7900_16.jpgcpu7900_17.jpg
 最後に試縫いをして完成です。縫い目もキレイですね!販売から20年近く経っているミシンですがいいミシンでしたね!これからも永く使ってもらえると思います!納品が楽しみですね!
 では、また (⌒∇⌒)ノ
 

 
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  1. 2011/12/17(土) 13:28:32|
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