中国ミシンセンター|鳥取店 倉吉店 米子店 - ミシン修理ブログ -

中国ミシンセンターの日頃のミシンの修理を紹介いたします (^ω^)

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ブラザー ZZ3-B778(テンディ)

 こんにちは!今月の手作り講習会は「パッチワーク風のポーチ」を作ることになりました。パッチワークは同じ作品でもそれぞれ個性があって面白いですね!生地選びが楽しみです \(^▽^)/

 今回はブラザーZZ3-B778の修理を紹介します。症状は「スタートボタンを押しても動かない時がある。音が高い。縫い目が悪い。」です (^▽^)/
zz3-b778_1.jpg
 このブラザーテンディ(ZZ3-B778)は1986年式です。「自動糸調子」「手元集中操作」「オートボタンホール」などの機能を搭載しているミシンです。ボディはダイキャスト製でとても頑丈です。ずっしりしていていいですね!

zz3-b778_2.jpg 分解して掃除をします ( 'o')







zz3-b778_3.jpgzz3-b778_4.jpg 「スタートボタンを押しても動かない時がある。」は、スタートスイッチの接触不良です。スタートしにくいだけではなくて、止めたい時にも止まらなくなるので反応が悪くなったら交換しましょう。
 画像は「スイッチパネル」を外している所です。緑色の基板が「スイッチ基板」です (^o^)




zz3-b778_5.jpgzz3-b778_6.jpg  「スイッチ基板」の表の画像です。2個、タクトスイッチが付いてますね!
 「s/s」と書いてあるのがスタートスイッチです。半田ごてで取り外します ヽ(^◇^)/






zz3-b778_7.jpg 画像は今回使用するタクトスイッチです。アルプス製のSKHHです。
 4.5mm角のタクトスイッチが純正ですが一回り大きい6mm角を選びました。寿命は20倍です。
 もともと4.5mm角は、頻繁に使うスタートスイッチにはスペック不足ですからね!







zz3-b778_8.jpgzz3-b778_9.jpgzz3-b778_10.jpg
 タクトスイッチの足を穴に入れるために、「スイッチ基板」の表からドリル(1.5mm)で穴を大きくしてタクトスイッチを取り付けて半田で固定します。この時の注意点は、ドリルを貫通させないことです。裏の基板の配線が剥がれてしまうからです。
 左の画像は交換後の写真です (o^∇^o)ノ


zz3-b778_11.jpgzz3-b778_12.jpg 「音が高い。縫い目が悪い。」ボビンケースのキズが原因でした。生地を食い込ませたり、糸を絡ませたりするとボビンケースに傷が付くことがあります。
 上糸が傷に引っかかって、ボビンケースが浮いてカチャカチャ音がして、縫い目の安定も悪くなります。
 純正の部品がないので、ブラザーBS100(EL617)のボビンケースに交換しました(^_^)



 
zz3-b778_13.jpgzz3-b778_14.jpg 底ゴムが取れていますね!ゴム用のボンドで貼り付けましょう (^○^)







zz3-b778_16.jpgzz3-b778_15.jpg
 試縫いをして完成です。スタートボタンの感度も良好です。音も静かになって縫い目もとてもきれいになりました。
 とても使いやすいミシンですので、これからも永く使ってほしいですね!
 では、また (*^^*)ノ


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  1. 2012/02/25(土) 19:04:23|
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ブラザー CP968(M3100)

 こんにちは!中国ミシンセンターでは刺し子ミシンの体験会を2月29日まで開催しています。刺し子ミシン(BLQK)は手縫い風の縫い目が特徴で、パッチワークや刺し子にとっても便利です。作品紹介を「スタッフブログ」で紹介していますのでよかったら覗いてみてくださいね (^▽^)/

スタッフブログ 刺し子ミシンでパッチワークへ

 今回はブラザーミシンM3100の修理を紹介します。症状は「自動糸切りで糸が切れない。生地の裏の縫い目がつったようになる。」です。
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 このCP968(M3100)は2000年式です。自動糸調子のコンピュータミシンです。シンプルな基本模様にボタンホールはハト目、ネムリなど充実していて洋裁をされる方にとって嬉しいミシンです。余分な機能はないほうが良いと言われる方も多いですが、ボタンホールの種類は多いほうがお勧めですね (o^∇^o)ノ

m3100_10.jpgm3100_11.jpg 「生地の裏の縫い目がつったようになる。」上糸調子が弱いからです。下糸調子を弱くする方法もありますが弱い糸調子は糸目の安定を悪くする事があります。
 自動糸調子ダイヤルの手前のバネのテンションを調節して上糸の強さを調節できます。
 最初に手前から六角レンチで固定ネジを緩めます。マイナスドライバーかペンチで調整ナットを回します。奥に回せばバネが縮まり(糸調子が強くなる)手前に回せばバネが広がり糸調子が弱くなります ヽ(^◇^)/

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 「自動糸切りで糸が切れない」糸切りカム(左の画像の真中の丸い部品)にクラッチが入っていないからです。原因は油が固まってクラッチが動かなくなっているからです。糸切りの上メスが全く動かない時、又は一針縫うごとに糸切りをしてしまうのは大体ここの癒着ですね。
 真中の画像はクラッチをマイナスドライバーで持ち上げた画像です。プラスチックで軽量な部品と、クラッチの戻りのバネの小ささ(弱さ)がこの症状になるのですね。
 右の画像がクラッチの付け根の軸です。スプレー式の潤滑油を使って軽くクラッチが動くまで上下に動かしましょう (^▽^)/

m3100_5.jpgm3100_6.jpg ボビン押え(ボビンに巻く糸の量を制限する部品)が外れていました。上からネジで下はナットなので緩めすぎるとナットがミシンの中に落ちてしましますので注意しましょう (^○^)





m3100_3.jpgm3100_4.jpg 下糸巻きの軸に糸が巻き付いていますね。下糸を巻かなくなる原因にもなるのでピンセットなどで取ってしまいましょう (^_^)






m3100_12.jpgm3100_13.jpg
 試縫いをして完成です。糸調子もとてもきれいになりましたね!
 ミシンの手入れはとても大事ですね。説明書に必ず手入れの方法が書いてありますので確認してみましょう。
 機械が苦手な方は、アフターサービスをしっかりしてくれる地元のミシン屋さんを探してみましょう。修理や調整でも後のメンテナンスを親切にしてくれるミシン屋さんはけっこうありますよ。
 では、また (^▽^)/


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  1. 2012/02/15(水) 09:04:30|
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ジューキ HZL-8800

 こんにちは!雪がすごいですね!雪かきで腰を痛めないように注意しましょう!

 今回の修理はJUKI、HZL-8800の修理を紹介します。症状は「縫い目が悪い。模様縫いができない。」です。
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 このJUKI、HZL-8800は1988年式です。コンピュータ式自動糸調子で生地の厚みを検出して薄物から厚物までとてもきれいな縫い目を実現したミシンです。生地の横送りを初めて採用したミシンで、アップリケ付けなどがスムースにできることと、内蔵された大きな模様縫いも魅力ですね!

hzl-8800_2.jpg 分解して掃除します (^_^)







hzl-8800_3.jpghzl-8800_4.jpg 最初に「糸目が悪い。」を治します。左の画像で糸が巻きついているのが確認できます。これは糸の送る量を測るセンサーで、ここに糸が巻き付くと上糸が強くなって生地が引っ張られる症状が出ます。糸切れを起こした上糸が巻き付いたのが原因ですね。古い綿糸、絹糸は切れやすいのでポリエステルの糸を使うことをお勧めします (^▽^)/



hzl-8800_7.jpghzl-8800_8.jpg「模様縫いができない。」の症状は針棒上のゴムが劣化してなくなっていることがよくあります。このゴムは針棒の丁度上にあって、横送りの時にフリーになった針棒をクラッチに戻す役割があります。ここのゴムがなくなるとクラッチが戻らず針棒が動かなくなります。右の画像はゴムを取り付けた時の画像です (^○^)





hzl-8800_9.jpghzl-8800_10.jpg 調整は針棒位置バネの取付ネジを緩めて高さを調節します。針棒が上支点にきた時に針棒がゴムを1mm持ち上げる所でネジを締めて固定します ヽ(^◇^*)






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 「模様縫いができない。」にはもう一つ原因がありました。左の画像を見ると針を右基線にすると針板に当たっているのが確認できます。模様縫いの時にすぐに針が折れるのはこれが原因です。このミシンは右基線(針の位置が一番右によっている状態)の位置をゴムに当てて規制しています。ゴムも劣化で右基線の位置が標準の位置よりも右にきているので針板に当たっているのですね。プラスネジを2本取って外します (⌒∇⌒)

hzl-8800_14.jpghzl-8800_15.jpghzl-8800_16.jpg
 まず古いゴムを取ります。ゴムの取付ステーをハンマーで左側にたおします。本体に取り付けて位置調節をします。電源を切った状態で手で針を右基線にもってきます。針を下ろすと針の落ち穴の右端に針が降りるように調節します。右に寄り過ぎるとボビンケースに針が当たることがありますので、慣れないうちはボビンケースをはめた状態で調節してみましょう (^▽^)

hzl-8800_5.jpghzl-8800_6.jpg ミシン正面の操作レバーのぐらつきも確認してみましょう。右の画像は操作レバーのカムです。操作レバーのステーにカムが黒いネジ一本で止まっています。ここが緩むと操作レバーがぐらつき、最悪固定ネジが折れてしまうことがあるので症状が確認できたら増し締めしましょう。私はネジロック(ネジ用ボンド)を使用しています。スプリングワッシャなどを使うのもお勧めです \(^▽^)/



hzl-8800_17.jpghzl-8800_18.jpg
 試縫いをして完成です。とても調子がよくなりました!模様縫いもきれいですね!これからも末長く使ってほしいですね!
 では、また (*゚▽゚)ノ


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  1. 2012/02/03(金) 09:22:57|
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